Googleがイーサリアムのブロックチェーン分析ツールを提供
Googleはイーサリアムのブロックチェーン上のデータを「BigQuery」に追加したことを発表した。BigQueryはビッグデータを活用し、データの分析ツールをユーザーへ提供している。
イーサリアムやビットコインの取引はブロックチェーンに記録され、インターネット上で公開されている。BigQueryはParityが提供するイーサリアムのクライアント・ソフトウェアを自ら立ち上げ、ブロックチェーン情報を収集している。
BigQueryはブログで以下のように書き記している。
「ユーザーはビジネス判断を下す際の材料として、BigQueryのデータを活用することができる。イーサリアムのインフラを構築するエンジニアも有効活用することができるだろう」
BigQueryではプロジェクト毎のスマートコントラクトの稼働状況やトークンのトランザクション履歴などを調べることができる。BigQueryは、スマートコントラクトやトークンの情報を含んだ台帳を常にアップデートしている。
ユーザーは、プロジェクト別のスマートコントコントラクトの利用状況を調べることで、どのようなプロジェクトに需要が集まっているを調査することができる。現在は、猫を作成するゲームCryptoKittyのスマートコントコントラクトが最も利用されている。
スマートコントラクトやトークンの情報をリアルタイムで可視化することで、高度な情報分析が可能になった。
現在イーサリアムで人気のDappsはゲームとDEXだ。ゲーム部門で最も人気なのはCryptokittyだが、DEXで人気なのはIDEXとなっている。
引用元: ビットコインニュース
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