GMOコインが「板取引」の仮想通貨売買サービスを開始|メリットとデメリット
- GMOコインが「板取引」サービスを開始
- 東証一部上場企業が経営基盤の仮想通貨取引所「GMOコイン」は9月5日、投資家需要の高い「板取引」の仮想通貨売買サービスを開始した。板取引のメリットと、GMOコインの特長をまとめて掲載している。
GMOコインが板取引サービスを開始
GMOコイン株式会社は9月5日、運営する仮想通貨交換所「GMOコイン」にて、板取引の仮想通貨売買サービスを開始しました。
仮想通貨の売買方法には、大きく分けて「販売所(店頭取引)形式」と「取引所(投資家同士の売買)形式」の2種類が存在します。
取引所から仮想通貨を直接購入できる「販売所形式」は、その性質上スプレッド(購入価格と売却価格の差額のことで、取引する際に発生する手数料の一種)が開きがちで、簡易的にクイックで購入できるメリットがある反面、相対的に手数料が高くなりがちな問題がありました。
取引所形式では、投資家同士が、自分で売買したい価格を設定して注文を出す板取引を行うことが可能です。
買い板と売り板を並べる位置や数量が全て確認できるため、チャート上からは判断できない他の投資家の売買需要を読み取ることができるというメリットがあります。
GMO公式サイトでは、
と紹介されています。
現物取引のほか、「最大10倍のレバレッジ取引」も可能ですが、「1回あたりの注文は最大2BTC、1日最大1,000BTC(約7億円相当)までしか売買できない」という制限が掛けられています。
1トレードで数十〜数百枚動かすような大口トレーダーが参加できないことは一長一短ありますが、取引所、及び投資家保護の一環として理解を示す向きがある一方で、十分な出来高を確保出来ないと注文板が薄くなりがちなので、ビットコインFXの取引量が多いbitFlyer、BitMEX、Bitfinexなどの取引所と比較すると、「流動性の面ではデメリットになり得る」と言えるでしょう。
GMOコインの特長
GMOコインのメリットとしては、以下のようなものが挙げられます。
東証一部上場企業の安心感
GMOコインは、日本の大手企業の中でも厳格な審査基準をクリアした「東証一部上場企業」である、GMOインターネットグループの一員であり、盤石な経営基盤に加え、FX取引高世界第1位のFX事業や証券事業で培ってきた豊富な金融ノウハウがあり、大手取引所の中でも、信頼と実績の面は申し分ないと言えるでしょう。
また、2017年9月に金融庁から「仮想通貨交換業者」として登録されており、国に認可された大手取引所として運営されています。
トレーディングアプリの使いやすさ
GMOコインが提供するトレーディングアプリ「ビットレ君」は、1タップで即時注文ができる他、全9種類のテクニカル指標が利用できる便利な「チャート機能」を備えています。
取引アプリの中でも特に評判が良く、ビットコインFXの有名トレーダーにも重宝されています。
引用元: CoinPost
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